ウィルス対策
コンピュータウィルスとは
コンピュータウイルスとは、コンピュータ用に作成された不正なプログラムのことです。
このプログラムがフロッピーディスクや、ネットワークを経由して他のコンピュータにコピー(ウィルス自身が自己増殖を行う。)されていきます。
この拡がっていく様子が、インフルエンザウイルスなどのウィルスに感染して病気になる様子と似ているため、コンピュータウィルスと呼ばれています。
ワームとは、自分自身では増殖できないものをいいますが、他のプログラムの実行によって増殖します。(例 ワーム付の電子メールを送信する等)
●コンピュータウィルスの活動パターン
1.感染 コンピュータウイルスがコンピュータ内のシステムにおいて実行できる状態になること。 |
感染経路 自分の物ではないフロッピーディスクやCD-ROM等を、自分のパソコンに入れて実行した場合。 インターネットでプログラムをダウンロードしたり、メールの添付ファイルを実行した場合。 最近は、ホームページを見ただけで感染するものもある。 |
2.潜伏 コンピュータウイルスがコンピュータシステム内にあってまだ行動を起こさない状態のこと。 |
メモリに常駐する場合。 パソコンが起動されるとコンピュータウイルスも実行可能となっている。 メモリに常駐しない場合。 パソコンが起動されても実行可能にならず、コンピュータウィルスに感染したファイルや プログラムが実行されると、同時にコンピュータウィルスも実行される。 |
3.発病 あるきっかけによりコンピュータウィルスが実行され、活動を開始すること。 |
コンピュータウィルスは、その種類により以下のような活動を行う。 ・ハードディスクのファイルを削除または破壊する。 ・画面に異常を発生させる。 ・システムを立ち上がらなくさせる(起動できなくする)。等 |
●コンピュータウィルス感染防止対策
1 | ウィルスソフトを導入。 |
2 | 万一のウイルス被害に備えてデータのバックアップを実施。 |
3 | 定期的にウイルス検査を実施(最低でも週1回程度)。 |
4 | メールの添付ファイルはウイルス検査後に開封。 送信者に覚えがない場合は開封せず削除。 |
5 | 外部から持ち込まれたFDやダウンロードしたファイルはウイルス検査後に使用。 |
6 | OS(WindowsXP、ME、MacOS等)やメールソフト、ブラウザソフト (インターネット閲覧ソフト)に修正があった場合は、すぐに修正。 |
●ウィルスソフト
ウィルス対処法として、フリーウェア(無料)のウィルスソフトを紹介します。
avast! | 高機能アンチウィルスソフト、常駐監視機能、日本語完全対応。ホームユーザー、非営利使用は無料。試用期間60日、ユーザ登録後14ヶ月使用可能。それ以上の使用は再登録が必要。 | |
AVG Anti-Virus |
ウイルス・スパイウェア対策機能を搭載した個人向け製品。ウィルスパターンのアップデート機能。日本語完全対応。 | |
Avira AntiVir Personal | 多機能アンチウィルスソフト(ドイツ製)。高検出率、高機能。 リアルタイムでウイルスやスパイウェアなどの感染を保護し、駆除します。英語版 |